2019年5月25日土曜日

【重要】VNシリーズの通信頒布を一時中止します。

突然勝手ではありますが、この記事を投稿した時点から少なくとも今年のハムフェアまでの間、通信頒布(製作代行含め)の受付を一旦終了させていただきます。

現在10台以上のバックオーダーを抱えており、関西ハムフェスティバルとハムフェアの開催が控えていてそろそろ準備が必要になったことから、作業的に通信頒布を並行して行うことは困難と判断しました。

つきましてはこれからキットの頒布ご希望の場合は来る第24回関西アマチュア無線フェスティバル、もしくはハムフェア2019の会場での頒布で入手されてください。イベントでの頒布につきましては追ってご案内いたします。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2019年5月5日日曜日

【重要】VNシリーズキットの現在の頒布状況とオーダーについて(追記あり)

CQ ham radio誌2019年5月号にVNシリーズをご紹介いただきましたが、その後多くのキットと製作代行のリクエストをいただきました。ご興味いただき大変うれしく思いますが、前例なくバックオーダーを多くかかえており、かつ部品ストックが一部枯渇したため現在鋭意再調達を行っている状況です。そのため通常3週間の納期が延長する可能性がありますことをご了承ください。

それから発送の方法ですが、今までレターパックプラスを利用しておりましたが今後は梱包方法などを見直してクリックポストに変更する予定です。それに加え部品の調達状況や価格変動もあり、キットに必要な部品、部材の値段を再確認して送料を含めた頒布価格の再設定を予定します。(現在1セット8,000円 送料510円 (追記)キットは1セットの場合送料込みで8,000円です。(複数台の場合は1セットずつの発送になります。)製作代行依頼の場合は追加で製作代行料(任意)、送料はゆうパック60の料金になります)

またお問い合わせの中で比較的よく質問されることですが、このキットに同梱しているPICは最新ファームウエアをあらかじめプログラムしてありますので組み立て完成後はすぐに使用できるようになっています。ですのでPickit3プログラマーを必ず準備する必要はありません。

なおエンクロージャについてのお問い合わせもありましたが、現在正式に頒布はしておりません。メールでのご相談は承ります。

これから頒布をご希望の方は申し込みのひな型を提示しますので、以下の事項を明記したものを含めて jl1vnq(アットマーク)gmail.com のアドレスまでメールをお送りください。折り返し確認メールをお送りします。

【件名】『VNシリーズキット頒布希望』
【希望モデル】VN-4002 台
       VN-3002 台
       VN-2002 台
【コールサイン】

(以下は製作代行希望の場合)
【製作代行希望の理由とVNシリーズの活用プランについてコメント】
【発送先の住所】(発送先で送料が異なるため)

海外への発送も可能ですが、お支払いはPayPal限定で発送方法はEMS、eパケット、SAL便のいずれかになります。なお発送先の国の輸入禁制品に該当する場合はお送りすることができませんのでご了承ください。

2019年1月26日土曜日

VN-2002出力改善のヒント

VN-2002(14MHz)はLPFと,受信部のアンテナ切り替え回路の定数を変更することで受信感度と送信出力の改善を行いましたが,まだ十分な送信出力が得られないという報告があり,また製作代行で私自身が製作したVN-2002も出力が3Wにわずかに届かないこともあり改めて検証しました.

まずLPF単体の特性を測定しました.


黄色曲線がリファレンスで紫色曲線はLPF単体のゲイン特性です.fcは14.7MHz
で設計していますが,測定結果もほぼ設計通りになっていました.ただもう少しfcを上げても良いかもしれません.

次にBS170パラレルのゲート・ドレイン電圧曲線を測定しました.
(青色:ゲート電圧,黄色:ドレイン電圧)


ドレインピーク電圧は54.0VとVDDの約4倍弱と低くありません.スイッチタイミングは一見ピッタリのように見えましたが,ドレイン電圧の立下りからゼロになるほんの直前でゲート電圧が立ち上がっています.2本のプローブは同規格で測定に依るずれはないものとするとE級ネットワークの共振周波数がやや低い可能性がありました.

そのためE級ネットワークの定数を調整し共振周波数をやや上げた結果出力上昇がみられました.

具体的にはC63とC64の合成容量250pFを10pFずつ下げて検討しました.


 その結果230pF(220pF+10pF)で出力3Wに到達しとりあえずの妥協点としました.

もっと下げれば出力は上がりますがスイッチポイントのずれや負荷インピーダンスとのミスマッチが大きくなって効率が落ちてしまいます.またL9とC59,60の調整も本来は必要でしょう.

そういったわけで,VN-2002を組み上げた際出力がやや弱い場合は上記の調整を試みるようにしてください.できればオシロスコープでゲート・ドレイン電圧を観察しつつ良いポイントを探してみてください.