2018年8月30日木曜日

VNシリーズキット組み立て代行のご提案

VNシリーズは人柱版を含め頒布したセットは100を超えました。

それまでハード・ソフト両面でさまざまな障害をクリアし、改善と機能追加を続けてきました。現在は大きな問題もなく再現性や性能的にもほぼ不満のないところまでようやく到達しました。ここまでに至るには、このトランシーバプロジェクトに興味を持っていただいた皆さんのご協力が不可欠でした。もはやこのシリーズは自分だけのものではない皆さんと一緒に育てるプロジェクトになったと感じています。

とはいえ、組み立て難易度については相変わらずでなかなか完成まで一筋縄ではいかない場合が多いと聞いています。

そこで今まで頒布したキットでなかなか組み立てられない場合や、自信がなくて組み立て出来ないけれど運用してみたいという方を対象に、組み立て代行を開始します。完成品として頒布するのではなく、あくまでも頒布されたキットの組み立て委託をする製作代行というわけです。

まず1ヶ月につき3台を限度にして製作代行を行いますが、新たなキット頒布申し込み時、またはすでに頒布されたあとで未だ手をつけていない場合を対象にします。

代行料はドネーションという形にして金額は設定しません。(おやつ代奢りとかお金でなくてもOK!)

3台に達した時点でその月の受付をストップします。月が替わったら再開するという形にしようと考えています(ただい繰り越しはしません)。

10月からスタートするつもりですが、ご意見やご質問ございましたらこの記事のコメント欄にお寄せください。

よろしくお願いいたします。

2018年8月21日火曜日

VN-2002用LPF改修決定版とハムフェア2018について

以前VN-2002の出力と感度改善のための改修法をご紹介しましたが(記事はこちら)、送信出力の高調波スプリアスを観察すると下のように3倍高調波がやや目立っています.


画像のマーカーでは-55dBcと基準以内に収まっておりますが,連続送信で終段のBS170がやや熱くなってきました。CW運用には差し支えない程度ですが、おそらくLPFコイルの改修(1turnずつ巻き数を減らす)によってLPFの入出力と終段の出力とのインピーダンス不整合が大きくなったことが原因と考え、改めてLPFを設計し直しました。

再設計したLPFの各定数は以下の通りです。

(設計条件:fc=14.7MHz, fs=22.0MHz, Apass=0.05, Zin=Zout=50Ω)

C66 180pF
C67 -
C68 150pF
C69 270pF
C70 150pF
C71 270pF
C72 220pF
C73 -

L6 0.778uH (T37-6 core 16Turns)
L7 0.875uH (T37-6 core 17Turns)
L8 0.778uH (T37-6 core 16Turns)


 L5とC65は、以前の改修例でOKです。

この改修により、3倍高調波は-60dBc以下に抑えられると同時に出力は13.8V電源で3W以上は確保、受信感度は-145dBmのキャリアが耳で聞こえる程度まで向上しました。

2倍高調波レベルはほぼ変化なく十分抑制されています
 今後VN-2002はこの改修を含め頒布いたします。

8/25,26に東京ビッグサイトで行われるハムフェア2018では直接会場での頒布予定はありません。事前にご連絡いただいた方のみ当日お渡しは可能です。

JARL QRP Clubブース(J-18)で可能であればVNシリーズの展示を考えています。

2018年8月13日月曜日

VNシリーズキット頒布受注再開のおしらせ他(追記あり)

一時停止しておりました、VNシリーズのキット頒布受付を再開いたします。

頒布ご希望の方は、モデル名と台数をご記入の上gmailのアドレスあてにメールを送ってください。

なお、来週末25,26日のハムフェアでは当日の頒布委託が出来ないため直接頒布は致しませんが、今週末18日までにご連絡いただきかつ当日までにご入金、当日ハムフェアに来場可能な場合セットを直接お渡しすることは可能です。

それ以外の場合は従来通り3週間ほど準備にお時間いただきますのでよろしくお願いいたします。

また、Keyer Mini-V2 Revision2の半完成版も10台分限定で頒布受注可能にいたしました。

 追記:VNシリーズの組み立ての難易度が高いため、キット頒布にキット組み立て作業依頼という形で完成版としての頒布も検討しています。今まで頒布した方へのアンケートなどをお送りしてどのように進めようか考えております。メールまたはこの記事のコメントを通じてご要望などお待ちしております。